山美氏(八戸農協)の副会長選任否決/県農協中央会

青森県農協中央会は15日、辞任した酒井一由副会長(元ゆうき青森農協組合長)の後任を決める臨時総会を開いた。副会長候補者の山美喜正八戸農協組合長の信任投票が行われ、多数決で否決された。今後、同中央会は空席となったままの副会長職の早期選任に努め.....
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 青森県農協中央会は15日、辞任した酒井一由副会長(元ゆうき青森農協組合長)の後任を決める臨時総会を開いた。副会長候補者の山美喜正八戸農協組合長の信任投票が行われ、多数決で否決された。今後、同中央会は空席となったままの副会長職の早期選任に努める方針だ。[br] 副会長の選任を巡り、8月26日に候補者を1人に絞る臨時県下組合長会議を開催。雪田徹青森農協組合長と競合し、勝利した山美氏を候補者に決めた。[br] だが、臨時総会では新副会長が決まる流れが一転。同中央会や出席者によると、各農協組合長や全農県本部長など14人が所持する付加議決権を加えた全20票のうち、信任8票、不信任10票、無効票2票で否決となった。[br] 山美氏は取材に対し、「反対の意見が多少出ることは分かっていた」と淡々とした表情で振り返り、「新しい人を出すかどうかは周囲と相談する」と述べるにとどめた。信任を投票した県南地方の農協組合長は「このような結果でつまずいてはいけない。非常に残念だ」と肩を落とした。[br] 同中央会の阿保直延会長は「できるだけ早いうちに候補者を再び選ぶための場を設けないといけない」と話した。