海外に目を向けて 外交官の役割紹介/ウルスラ高で外務省講座

モニター越しに岡野公彦さんと交流する生徒
モニター越しに岡野公彦さんと交流する生徒
八戸聖ウルスラ中・高でこのほど、外務省主催の高校講座が開かれた。同省経済局国際経済課捕鯨班長の岡野公彦さんが講師を務め、国際情勢に関心を持つ大切さを伝えた。 講座はオンライン形式で開かれた。岡野さんは同省から参加し、生徒約90人は校内の2カ.....
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 八戸聖ウルスラ中・高でこのほど、外務省主催の高校講座が開かれた。同省経済局国際経済課捕鯨班長の岡野公彦さんが講師を務め、国際情勢に関心を持つ大切さを伝えた。[br] 講座はオンライン形式で開かれた。岡野さんは同省から参加し、生徒約90人は校内の2カ所に分かれて受講した。[br] 講座で岡野さんは、2012年に入省後、フランス語を修めてアフリカ部門を担当したり、フランス大使館に勤務したりした経歴を紹介。外交官の役割について「各国の情報収集と分析、日本の立場の説明」と述べ、18年にフランスで遭遇した抗議活動「黄色いベスト運動」などを紹介した。[br] また、海外に目を向ける意義として「日本と比較して双方の長所、短所が分かる“手鏡”になる」と表現。「自分に厳しく、常に自問自答する姿勢が理想の外交官だ」と強調した。[br] 生徒たちは海外に進出する際のヒントなどについて熱心に質問。岡野さんのユーモアや本音を交えたアドバイスをメモしながら学んでいた。モニター越しに岡野公彦さんと交流する生徒