手話言語条例、年度内制定へ/三沢市議会一般質問

三沢市議会は10日、一般質問に入り、4議員が登壇した。小桧山吉紀市長は、青森県や八戸市などで制定されている手話言語条例について、本年度中に制定する意向を示した。 条例の内容について、小桧山市長は「手話への理解の促進などに関する基本理念を定め.....
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三沢市議会は10日、一般質問に入り、4議員が登壇した。小桧山吉紀市長は、青森県や八戸市などで制定されている手話言語条例について、本年度中に制定する意向を示した。[br] 条例の内容について、小桧山市長は「手話への理解の促進などに関する基本理念を定め、市の責務や市民らの役割を明らかにし、基本的施策を定めるもの」と説明。市は現在、素案策定中で、今後、障害者支援団体からの意見聴取などを経て制定を目指す方針。[br] このほか、新型コロナウイルスの抗原検査実施に対する市の考えについて、工藤雅則市民生活部長は「検査キットは、医師が必要と認めた患者に使うことになっている。市立三沢病院の院内感染対策委員会が検討した結果、現時点で抗原検査は採用しないとのことだった」と報告。市では経済面や人員面などの負担が生じる検査を、三沢病院以外の民間病院に積極的に依頼することは考えていない―とした。