騒音評価の必要性調査に着手/三沢対地射爆撃場

防衛省が、三沢市と六ケ所村にまたがる三沢対地射爆撃場で訓練する航空機の発射音などの騒音について、評価する必要性があるかどうかの調査を始めたことが8日、同省などへの取材で分かった。同射爆撃場での調査は初めて。 現行法での騒音評価方法は離陸や着.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 防衛省が、三沢市と六ケ所村にまたがる三沢対地射爆撃場で訓練する航空機の発射音などの騒音について、評価する必要性があるかどうかの調査を始めたことが8日、同省などへの取材で分かった。同射爆撃場での調査は初めて。[br] 現行法での騒音評価方法は離陸や着陸を要因とするものとなっており、これまで発射音や廃弾処理については評価されていなかった。このため、村などは同射爆撃場の特殊性を考慮し、これらを騒音として加えた新たな評価方法の制定を長年要望していた。騒音評価方法が変更されれば、騒音区域が見直される可能性もある。[br] 東北防衛局によると、今回の調査はこれらの要望に対応して実施。8月から射爆撃場の近隣エリアで測定している。調査は本年度末まで行う方針で、得られたデータを基に、評価の必要性を検討する。