段ボール製品供給、ドローン活用 六戸町、2者と災害協定締結

吉田豊町長(中央)と協定を締結した磯洋一工場長(右から2人目)と関川明会長(同4人目)
吉田豊町長(中央)と協定を締結した磯洋一工場長(右から2人目)と関川明会長(同4人目)
六戸町は3日、有事への対応を強化するため、王子コンテナー青森工場(三沢市、磯洋一工場長)、民間団体「ドローンイノベーションネットワーク」(十和田市、関川明会長)と協定を締結した。災害発生時、町の要請に応じて同工場が段ボールベッドなどを優先的.....
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 六戸町は3日、有事への対応を強化するため、王子コンテナー青森工場(三沢市、磯洋一工場長)、民間団体「ドローンイノベーションネットワーク」(十和田市、関川明会長)と協定を締結した。災害発生時、町の要請に応じて同工場が段ボールベッドなどを優先的に供給し、同団体は小型無人機「ドローン」による情報収集などで協力する。[br] 段ボール製品を手掛ける王子コンテナーの災害時支援協定は全国で69例目、東北では6例目。警察、消防機関と緊急時を想定したドローン活用訓練を重ねている同団体は、自治体との協定締結は十和田市に続いて2例目。[br] この日は、磯工場長と関川会長が町役場を訪ね、吉田豊町長と共に協定書に署名した。吉田町長は「町にとって心強い協定。(有事の際は)ぜひとも協力をお願いしたい」と述べた。[br] 磯工場長は「(台風の接近など)今は何があってもおかしくない状況。できる限りの支援をしたい」、関川会長は、同団体が運用しているドローンの映像配信システムを例に挙げ、「(町と共に)今後、色んな形で活用していければ」とそれぞれ話した。吉田豊町長(中央)と協定を締結した磯洋一工場長(右から2人目)と関川明会長(同4人目)