産業技術人材の育成の在り方検討 岩手県北振興へ検討会議設置

人材育成の在り方について意見を述べる委員
人材育成の在り方について意見を述べる委員
岩手県は8月28日、北いわて産業技術人材育成強化構想検討会議を設置した。県総合計画「いわて県民計画」(2019~28年度)で、県北地方の振興を掲げた「北いわて産業・社会革新ゾーンプロジェクト」の一環。本年度中に計3回の会議を開き、産業技術人.....
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 岩手県は8月28日、北いわて産業技術人材育成強化構想検討会議を設置した。県総合計画「いわて県民計画」(2019~28年度)で、県北地方の振興を掲げた「北いわて産業・社会革新ゾーンプロジェクト」の一環。本年度中に計3回の会議を開き、産業技術人材の育成の在り方や、二戸高等技術専門校など県立の職業能力開発施設の役割を議論する。[br] 同日の会議は、二戸市の二戸地域職業訓練センターで開かれ、県北地方8市町村の商工労働、学校、自治体関係者ら20人が出席。座長には県立大の高嶋裕一教授が就いた。[br] 会議で委員からは「地元で働きたい生徒は一定数いるが、地元企業について知らないケースが多い」「採用する側は、社会人としての理念があり、すぐに離職しないなど我慢強い人を求めている」といった意見が上がった。[br] 県は今後、県内の事業所や高校生、保護者に対してアンケートを行い、企業が求める人材や進路・就職に関するニーズ調査を行う。来年3月までには会議での意見をとりまとめ、「第11次県職業能力開発計画」(21~25年度)などに生かす。人材育成の在り方について意見を述べる委員