健康福祉複合施設、計画通りの場所に建設へ/大間町

大間町が計画する複合施設建設予定地が大地震による津波で浸水の恐れがある問題で、町は31日、当初の計画通り、旧町役場と隣接する旧大間病院跡地に整備する方針を示した。浸水する可能性がある部分は、盛り土でかさ上げして対応する。 複合施設は町民の交.....
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 大間町が計画する複合施設建設予定地が大地震による津波で浸水の恐れがある問題で、町は31日、当初の計画通り、旧町役場と隣接する旧大間病院跡地に整備する方針を示した。浸水する可能性がある部分は、盛り土でかさ上げして対応する。[br] 複合施設は町民の交流や健康福祉増進の拠点として、2023年度中のオープンを目指している。計5590平方メートルの敷地に、延べ床面積約1500平方メートルの平屋施設、公園、駐車場の整備を計画。本年度は基本設計を実施している。[br] 予定地は日本海溝・千島海溝沿いを震源とした大地震が発生した場合、大間川に逆流した水で50センチほど浸水する恐れがあることが、4月の内閣府の有識者会議で示された。[br] 町は同日の町議会町公共施設配置計画策定・建設特別委員会で対策を報告。委員からは建設場所や面積に対して異論が出なかったが、多目的スペースや子どもが遊ぶプレイルームなど施設内に整備する部屋や規模については、住民と再度協議するよう意見があった。