【新型コロナ】家庭内クラスターか 盛岡と遠野の感染者/岩手県内初

岩手県と盛岡市は27日、新型コロナウイルスに感染した同市の20代男性に関連し、同市の同僚1人と遠野市の親族5人の感染が判明したことについて、県内初の家庭内でのクラスター(感染者集団)が強く疑われる、との見方を示した。感染の全体像把握と封じ込.....
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 岩手県と盛岡市は27日、新型コロナウイルスに感染した同市の20代男性に関連し、同市の同僚1人と遠野市の親族5人の感染が判明したことについて、県内初の家庭内でのクラスター(感染者集団)が強く疑われる、との見方を示した。感染の全体像把握と封じ込めのため、県などは濃厚接触者らのPCR検査や行動歴の調査を急いでいる。[br] 盛岡市は、県内13人目の感染者となった20代男性の職業を会社員から団体職員に訂正した。[br] 26日に感染が判明した6人は、同市の同僚の20代団体職員男性と、いずれも親族で遠野市の20代自営業男性、30代会社員女性、10歳未満の男児、60代自営業男性、60代無職女性。6人とも重症ではないという。[br] 県などによると、13人目の男性は、お盆のため12日に遠野市の実家へ帰省。13~15日、実家の親族6人(うち1人は陰性)と東北地方に住む県外の親族4人と一緒に、実家で計4回会食した。その際、大皿の料理を自前の箸で取り分けるなどの行為があった。[br] 13~14日ごろ、県外の親族1人に寒気や熱っぽさの体調不良があったが、市販薬を飲んで症状が治ったため、新型コロナの検査には至らなかった。県外の親族4人の検査は関係自治体に依頼済みで、28日にも結果が判明する見込み。