二戸市と市誘致企業等連絡協議会が「漆の林づくりパートナー協定」 

パートナー協定を結んだ藤原淳市長(右から3人目)と櫻庭俊幸会長(同4人目)ら
パートナー協定を結んだ藤原淳市長(右から3人目)と櫻庭俊幸会長(同4人目)ら
二戸市と「市誘致企業等連絡協議会」(櫻庭俊幸会長)は21日、市と民間企業・団体が協力して漆の植栽や保全管理に取り組む「漆の林づくりパートナー協定」を結んだ。同協議会は漆の植栽を進めて保全管理に協力し、良質な浄法寺漆の安定供給を後押しする。 .....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 二戸市と「市誘致企業等連絡協議会」(櫻庭俊幸会長)は21日、市と民間企業・団体が協力して漆の植栽や保全管理に取り組む「漆の林づくりパートナー協定」を結んだ。同協議会は漆の植栽を進めて保全管理に協力し、良質な浄法寺漆の安定供給を後押しする。[br] 市はこれまで同協定を7企業・団体と結んでおり、2017年度から計800本の漆が新たに植えられた。[br] 協定により、同協議会は植栽・保全管理や経費の負担、市は活動に対する助言や広報などを展開予定。今年11月には、協議会の会員が苗木100本を同市浄法寺町明神沢の市有地に植栽するという。[br] 市役所で行われた締結式には藤原淳市長や櫻庭会長、同協議会の役員が出席。藤原市長は「民間の支援を受けて着実に漆の森が出来上がりつつある」と成果を強調。櫻庭会長は「樹液を採取できる15年後に良い漆が搔(か)けるよう、努力していきたい」と述べた。パートナー協定を結んだ藤原淳市長(右から3人目)と櫻庭俊幸会長(同4人目)ら