田名部神社で例祭 田名部まつりも神事のみ

新型コロナウイルスの早期収束などを祈願した田名部神社の例祭
新型コロナウイルスの早期収束などを祈願した田名部神社の例祭
むつ市の田名部神社で20日、例祭が執り行われ、参列者が神事を通じ、五穀豊穣や地域の安全・安寧に加え、感染拡大が続く新型コロナウイルスの早期収束を祈願した。 例年であれば同日は、例祭を彩る田名部まつりの最終日。同神社が主催する370年以上の歴.....
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 むつ市の田名部神社で20日、例祭が執り行われ、参列者が神事を通じ、五穀豊穣や地域の安全・安寧に加え、感染拡大が続く新型コロナウイルスの早期収束を祈願した。[br] 例年であれば同日は、例祭を彩る田名部まつりの最終日。同神社が主催する370年以上の歴史を誇る下北地域最大の夏祭りで、京都・祇園祭の流れをくむ絢爛(けんらん)な山車(やま)5台が地域を練り歩き、多くの観光客を魅了する。[br] 今年は新型コロナの感染拡大防止で、山車運行や神輿渡御、奉納神楽などを取りやめた。同神社本殿で行う例祭などの神事のみ、神職ら最低限の人数で実施した。[br] 例祭は責任役員や氏子総代ら約40人が参列。小笠原美岩(みいわ)宮司の祝詞奏上に続き、参列者が玉串を奉てんし、新型コロナの早期収束を祈った。[br] 新型コロナについて小笠原宮司は、「経済が落ち込み、亡くなられた人もいて大変心配な状況。収束して経済活動が活発になってくれれば」と語った。新型コロナウイルスの早期収束などを祈願した田名部神社の例祭