祭り代替のたいまつ設置 東北町乙供

設置したたいまつの前で神楽囃子を披露する住民ら
設置したたいまつの前で神楽囃子を披露する住民ら
東北町恒例の今年の「日の本中央まつり」が、新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、祭りのメインイベント「たいまつ祭り」を運営する「都母(つも)の会」(大池謙一会長)が15日、乙供地区の中心部に全長6メートルの巨大たいまつを設置した.....
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 東北町恒例の今年の「日の本中央まつり」が、新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、祭りのメインイベント「たいまつ祭り」を運営する「都母(つも)の会」(大池謙一会長)が15日、乙供地区の中心部に全長6メートルの巨大たいまつを設置した。[br] 祭りは例年ならば、9月に乙供地区を流れる赤川の河川敷で、たいまつに火を付けて五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る。今回は、町民に祭りの気分を味わってもらおうと設置を決めた。たいまつの本体に「疫病退散」と書かれた紙を貼り付け、感染が広がる新型コロナの収束を祈願した。[br] この日は、同町の坂下町内会の神楽囃子(ばやし)が午後5時ごろから、設置されたたいまつの近くで、笛や太鼓などでお囃子を奏でた。集まった地元の町民らはお囃子を聴き、ライトアップされたたいまつを眺めながら、思い思いに時間を過ごしていた。[br] 大池会長は、「大規模な祭りはできないが、みんなやりたいという思いがある。少人数でも形にしたかった」と話した。[br] たいまつは火を付けず、9月中旬ごろまで設置する。設置したたいまつの前で神楽囃子を披露する住民ら