北奥羽企業の魅力発信 「リクルートラウンジ」八戸で説明会

地元企業が事業内容や職場環境などを情報発信したリクルートラウンジの企業内容説明会=15日、八戸プラザアーバンホール
地元企業が事業内容や職場環境などを情報発信したリクルートラウンジの企業内容説明会=15日、八戸プラザアーバンホール
北奥羽地方で事業展開する企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業内容説明会が15日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。会社資料の配布を含め、地元を代表する33社がエントリー。学生・生徒.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 北奥羽地方で事業展開する企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業内容説明会が15日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。会社資料の配布を含め、地元を代表する33社がエントリー。学生・生徒やその保護者、転職希望者ら110人が来場し、事業内容などを聞いて地元企業の魅力に触れた。企業側は優秀な人材の採用を目指して積極的にアピールした。[br] 地域経済を応援するリクルートラウンジは今年で3年目。企業内容説明会は高校生以上であれば誰でも参加可能で、就活中の大学4年生の姿が目立った。新型コロナウイルスの影響で帰省を控えた子どもに代わって参加した保護者もいた。[br] 各企業はブースを構え、経営者や人事担当者が職場環境などを説明。八戸中央青果(八戸市)の横町芳隆社長は「新型コロナの影響で今年は学生にとって大変な就職活動になる。企業と学生が直接対話する機会は貴重で、地元で働く良さを伝えたい」と強調した。[br] トヨタカローラ八戸(同)の塚原安雅社長は「今後は転職を含め、地元志向が強くなるのではないか。就職のマッチングを図り、地元定着につなげることが重要だ」との考えを示した。[br] 一方、参加者は各社の説明に真剣な表情で耳を傾けた。青森中央学院大4年の男子学生(21)は「地域貢献に力を入れていたり、地元企業をサポートしたりしている会社に興味がある」と話し、金融や情報・IT系企業のブースを回った。[br] 帰省を見合わせた大学4年の長男に代わって参加した同市の男性会社員(53)は「息子は秋田県の大学で工学を学んでいるので、その能力を生かせそうな企業から話を聞いた。親の視点からでも質問できる良い機会になった」と語った。[br] リクルートラウンジの企業内容説明会は、10月25日に東京都の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」(9月開業予定)でも開くほか、9月7日には高校生を対象に八戸プラザアーバンホールで開催する。地元企業が事業内容や職場環境などを情報発信したリクルートラウンジの企業内容説明会=15日、八戸プラザアーバンホール