青森港クルーズ船、今年は寄港全て中止 コロナが直撃

青森市は7日、国内外で感染が広がる新型コロナウイルスの影響に伴い、今年予定されていた青森港へのクルーズ船の寄港が全て中止になったと発表した。計25回で乗客数は過去最高の約4万2千人を想定していた。青森県内の観光業への打撃は大きい。 同日、1.....
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 青森市は7日、国内外で感染が広がる新型コロナウイルスの影響に伴い、今年予定されていた青森港へのクルーズ船の寄港が全て中止になったと発表した。計25回で乗客数は過去最高の約4万2千人を想定していた。青森県内の観光業への打撃は大きい。[br] 同日、10月と11月に予定していた豪華客船「セレブリティ・ミレニアム」の寄港中止が決まった。[br] 県や市はクルーズ船利用客が地元の行楽地を周遊することで、観光業に恩恵をもたらすとして誘致に力を入れてきた。[br] 同港への寄港実績は18、19年と2年連続で乗客数3万人台を突破。だが、今年は横浜港に寄港したクルーズ船内で集団感染が発生したことで世間のイメージが低下し、予約の激減やツアーの自粛が続いていた。[br] 小野寺晃彦市長は「大変残念だが、やむを得ない。再び青森港へ寄港していただけるよう、安全安心な受け入れ体制の構築を進めていきたい」とのコメントを出した。