来春高卒の求人1・27倍/青森県内 コロナ影響で大幅減

青森労働局は7日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(6月末現在)をまとめた。新型コロナウイルスの影響で、県内求人数は2307人と前年同月に比べて1137人、33%減少した。求人倍率は0・43ポイント少ない1・27倍だった。 .....
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 青森労働局は7日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(6月末現在)をまとめた。新型コロナウイルスの影響で、県内求人数は2307人と前年同月に比べて1137人、33%減少した。求人倍率は0・43ポイント少ない1・27倍だった。[br] 同労働局によると、卒業予定者1万1408人のうち就職希望者は2829人で、統計が残る1994年3月卒者以来、過去最少となった。うち県内就職の希望者は1818人で、全就職希望者に占める割合は64・3%(前年同月比1・3ポイント増)。県外就職の希望者は1011人だった。[br] 求人状況を産業別に見ると、新型コロナの影響で例年多くの生徒が就職する製造業や卸売業・小売業の求人が減少。卸売業・小売業459人(27・6%減)、製造業427人(49・8%減)、医療・福祉320人(37・4%減)と続いた。[br] 同労働局の担当者は「先行きは不透明だが、前年度に求人を出した企業などを中心に、時間をかけて求人提出を呼び掛けていく」と述べた。