酒井組合長を解任、新組合長に乙部氏を選任/ゆうき青森農協(東北)

ゆうき青森農協(東北町)が7月の理事会で、酒井一由組合長(71)を解任し、新組合長に専務の乙部輝雄氏(63)を選任したことが3日、関係者への取材で分かった。酒井氏は6月の理事会で組合長に再任され、3期目の任期が始まったばかりだったが、関係者.....
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 ゆうき青森農協(東北町)が7月の理事会で、酒井一由組合長(71)を解任し、新組合長に専務の乙部輝雄氏(63)を選任したことが3日、関係者への取材で分かった。酒井氏は6月の理事会で組合長に再任され、3期目の任期が始まったばかりだったが、関係者によると理事らから「コミュニケーションがうまく取れていない」などの不満の声が上がっていたという。[br] 理事会は7月30日に開かれた。酒井氏の解任動議が出され、賛成多数で可決。専務の山口正雄氏(70)の解任も決定した。[br] 新組合長に乙部氏を選出したほか、後任の役員として、専務に天間一博氏(65)、常務に野田頭和義氏(58)を選んだ。[br] 乙部氏は取材に「農業系の事業については継続して取り組んでいく。経営基盤の見直しも必要な時期で、金融店舗の再編なども検討していきたい」とコメントした。[br] 県農協中央会によると、酒井氏は同会の副会長も務めていたが、31日付で辞職届を提出し、受理された。同会は今後、副会長の後任について、協議を進める。