三沢まつり中止、神前に報告 雲龍大権現神社で「中止報告祭」

神事に臨み、三社の神々に三沢まつりの中止を報告した参加者
神事に臨み、三社の神々に三沢まつりの中止を報告した参加者
三沢市の雲龍大権現神社(浄法寺陸郎宮司)は1日、同神社で、8月20~23日に予定していた今年の三沢まつりの「中止報告祭」を執り行い、参加者が神前に中止を報告するとともに、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願した。 同まつりは、市内の不動神.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市の雲龍大権現神社(浄法寺陸郎宮司)は1日、同神社で、8月20~23日に予定していた今年の三沢まつりの「中止報告祭」を執り行い、参加者が神前に中止を報告するとともに、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願した。[br] 同まつりは、市内の不動神社、薬師神社、雲龍大権現神社の三社祭が起源。今年4月、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮し、中止が決定した。中止は1968年に現在の名称に変わって以降、初めて。[br] 同まつりを主催する市商工会の竹林秋雄会長や商工会関係者、雲龍大権現神社の氏子総代ら9人が参加した。厳かな雰囲気に包まれた社殿では、浄法寺宮司が祝詞を上げて、三社の神々に祭りの取りやめを報告。参加者が玉串をささげた。[br] 神事終了後、竹林会長は「神々を遊ばせることのできない状況についておわびと報告をさせていただきながら、市民の安泰を祈らせてもらった」と述べた。[br] 浄法寺宮司は「災いが今年で終わり、来年はいつものように祭りができれば」と願いを込めた。神事に臨み、三社の神々に三沢まつりの中止を報告した参加者