【八戸三社大祭】神事の意義かみしめ 祭礼行事始まる 

神明宮で執り行われた神輿渡御休止奉告祭。出席者全員で地域の安寧を祈願した=1日午後1時ごろ、八戸市
神明宮で執り行われた神輿渡御休止奉告祭。出席者全員で地域の安寧を祈願した=1日午後1時ごろ、八戸市
発祥から300年目を迎えた八戸三社大祭は1日、神社での祭礼行事が始まった。新型コロナウイルスの影響で神輿(みこし)や山車の合同運行が中止となったことを受け、八戸市廿六日町の神明宮では神輿渡御(とぎょ)休止奉告祭が執り行われた。出席した関係者.....
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 発祥から300年目を迎えた八戸三社大祭は1日、神社での祭礼行事が始まった。新型コロナウイルスの影響で神輿(みこし)や山車の合同運行が中止となったことを受け、八戸市廿六日町の神明宮では神輿渡御(とぎょ)休止奉告祭が執り行われた。出席した関係者らは300年の歴史の重みを再認識し、神事である三社大祭の意義をあらためてかみしめた。[br] 奉告祭は午後1時に、太鼓の厳かな音とともに開始した。総代ら10人が並ぶ中、中居靖夫宮司が神輿渡御の休止について奏上。全員で祭壇に玉串をささげ、地域の安寧(あんねい)や発展を願った。[br] 中居宮司は「コロナで先の見えない状況ではあるが、終息を願いながら、三社大祭の継承に取り組んでいきたい」と力を込めた。[br] 2日は、午前11時からおがみ神社、長者山新羅神社でもそれぞれ例祭が行われる。観覧は不可。[br] このほか市庁前市民広場で、淀山車組の山車展示や小太鼓体験会などが楽しめるおまつり体験パークを正午から開催。マチニワでは終日、伝統山車を展示するほか、市庁前市民広場と連動して郷土芸能の披露を午後1時から行う。神明宮で執り行われた神輿渡御休止奉告祭。出席者全員で地域の安寧を祈願した=1日午後1時ごろ、八戸市