国内初「ヒボダス類」サメのとげ化石を展示 久慈琥珀博物館

新たに見つかった白亜紀後期のサメの仲間「ヒボダス類」の化石を展示している
新たに見つかった白亜紀後期のサメの仲間「ヒボダス類」の化石を展示している
久慈琥珀博物館(新田久男館長)で、同館の採掘体験場から出た約9千万年前のサメの仲間「ヒボダス類」の背びれのとげの化石の展示が始まった。ティラノサウルス類の歯など、これまでに見つかった恐竜化石もに展示している。8月末まで。 ヒボダス類のとげの.....
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 久慈琥珀博物館(新田久男館長)で、同館の採掘体験場から出た約9千万年前のサメの仲間「ヒボダス類」の背びれのとげの化石の展示が始まった。ティラノサウルス類の歯など、これまでに見つかった恐竜化石もに展示している。8月末まで。[br] ヒボダス類のとげの化石は国内初。昨年5月、採掘体験に訪れた岩手県内の女性が長さ19センチの化石を発見した。早稲田大教授らの鑑定を経て、同館が今年7月16日に東京都内で会見を開いて発表した。[br] 化石は中が空洞で緩やかにカーブしており、側面に筋が見られる。滝沢利夫副館長は「白亜紀後期の地層が軟らかいまま残っているため、化石の保存状態が非常に良い」と強調する。[br] 昨年話題を呼んだティラノサウルス類の歯のほか、小型肉食恐竜「コエルロサウルス類」や翼竜の骨の化石も展示している。[br] 問い合わせは、久慈琥珀博物館=電話0194(59)3831=へ。新たに見つかった白亜紀後期のサメの仲間「ヒボダス類」の化石を展示している