盛漁期迎えハマ活気づく 八戸近海スルメイカ初水揚げ

大中型巻き網船団によるスルメイカの今季初水揚げ=31日、八戸市第1魚市場
大中型巻き網船団によるスルメイカの今季初水揚げ=31日、八戸市第1魚市場
八戸港を拠点とする大中型巻き網船団の運搬船10隻が31日、八戸近海で漁獲したスルメイカ304トンを同港に初水揚げした。今季のスルメ漁解禁から5日目の水揚げに、盛漁期を迎えたハマは一気に活気づいた。サバが混じり、サイズも小ぶりだったが、品薄感.....
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 八戸港を拠点とする大中型巻き網船団の運搬船10隻が31日、八戸近海で漁獲したスルメイカ304トンを同港に初水揚げした。今季のスルメ漁解禁から5日目の水揚げに、盛漁期を迎えたハマは一気に活気づいた。サバが混じり、サイズも小ぶりだったが、品薄感から比較的高値で取引され、関係者は「今後の漁が上向けば」と期待を寄せている。[br] 30日夕から31日未明にかけ、福島県や茨城県などの船団11カ統が八戸沖と三沢沖で漁獲した。数量は昨年の初水揚げ(7月27日)の46トンから大きく伸びたが、サイズは一匹150グラム~200グラムで小ぶりが目立った。[br] 八戸市第1魚市場での入札の結果、10キロ当たり4606~1350円で取引され、スルメの比率が多いほど高値傾向だった。昨年の初水揚げの4650~4160円(サバ混じり)には及ばなかったが、仲買人や市場関係者は「サイズが小さい割には高値が付いた」と話した。船関係者も「サイズは小さいが、初日ということもあり、良かった方ではないか」とホッとしていた。[br] サバのみ42トンの水揚げもあり、入札では1109~833円だった。[br] 大中型巻き網船団による八戸沖のスルメ漁で、今季の漁獲制限は2千トン。船団はほかに、サバやイワシ、イナダも水揚げする。大中型巻き網船団によるスルメイカの今季初水揚げ=31日、八戸市第1魚市場