上限5000人8月末まで継続/青森県、イベント観客

イベントの人数制限撤廃の延期について説明する三村申吾知事=31日、青森県庁
イベントの人数制限撤廃の延期について説明する三村申吾知事=31日、青森県庁
青森県は31日、新型コロナウイルスの影響で規模を制限していた県主催のイベントやプロスポーツの試合などについて、5千人を上限とする観客人数の規制を8月末まで継続すると発表した。当初は1日に撤廃する予定だったが、国の基本的対処方針に基づいて制限.....
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 青森県は31日、新型コロナウイルスの影響で規模を制限していた県主催のイベントやプロスポーツの試合などについて、5千人を上限とする観客人数の規制を8月末まで継続すると発表した。当初は1日に撤廃する予定だったが、国の基本的対処方針に基づいて制限期間を延長した。県は、国の動向や国内の感染者の増加状況を注視しながら、以後の対策を決めるとしている。 県庁で開いた危機対策本部会議で明らかにした。[br] 県はイベントやコンサートなどについて、7月10日から感染拡大防止対策を行った上で屋内施設が定員の50%以内、屋外施設は十分な間隔を取れば5千人までの入場を認めていた。8月1日には人数制限を撤廃する予定だった。[br] 三村申吾知事は「イベント主催者や施設管理者は、引き続き業種ごとのガイドラインなどに基づく適切な感染防止策の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。[br] このほか、県内の感染拡大防止対策と社会経済活動の両立の指針となる経済対策方針も公表した。方針では▽事業継続と雇用維持支援▽新型コロナの先を見据えた事業展開▽公共交通網維持やインフラ整備―など六つの重点施策を掲げた。イベントの人数制限撤廃の延期について説明する三村申吾知事=31日、青森県庁