【新型コロナ】青森市で50代会社員男性が感染 県内32人目

青森市は31日、同市に住む50代会社員男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は同市で8人目、青森県内では32人目。男性は関西地方への滞在歴があった。現時点で濃厚接触者は確認されていない。小野寺晃彦市長は会見で、同日に東京都.....
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 青森市は31日、同市に住む50代会社員男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は同市で8人目、青森県内では32人目。男性は関西地方への滞在歴があった。現時点で濃厚接触者は確認されていない。小野寺晃彦市長は会見で、同日に東京都内で過去最大となる463人の感染者が確認されたことも踏まえ、「関東方面に加え、関西方面への不要不急の移動を控えていただきたい」と市民に呼び掛けた。[br] 市によると、男性は10~12日に関西地方に滞在。16日に37・5度の発熱があり、市内の医療機関を受診し内服薬を処方された。27日にはせきの症状があり、29日に同じ医療機関を再度受診したところ、CT検査で両肺に影があることが判明。医療機関から帰国者・接触者相談センターへ連絡があり、県環境保健センターでPCR検査を行った結果、陽性が確認された。[br] 男性は発熱の症状が出た16日以降、外出せず自宅でテレワークをしていた。市は同僚や家族に濃厚接触者がいないと見ているが、さらに確認作業を進める方針。家族構成は「プライバシーに関わる」として明らかにしていない。[br] 男性が関西に滞在していた期間から既に2週間以上が経過しているが、市は感染経路について「(関西への滞在と)一定の関係性がある」と見ている。[br] また、県警は31日、15日に感染が判明した20代男性警察官の濃厚接触者とされた同僚22人について、保健所の指導に基づいて30日までに全員の自宅待機を解き、現在は通常勤務していると明らかにした。