久慈市が「地域外来・検査センター」を開設/31日から予約受け付け

リハーサルで唾液を採取する医師(左)=30日、久慈市
リハーサルで唾液を採取する医師(左)=30日、久慈市
久慈市は30日、新型コロナウイルス感染症が疑われる人をPCR検査する「久慈地域外来・検査センター」を市内に開設した。場所は非公表。同日はリハーサルで医師や看護師、市職員が検査の流れを確認した。31日から予約受け付けを始める。 久慈地域4市町.....
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 久慈市は30日、新型コロナウイルス感染症が疑われる人をPCR検査する「久慈地域外来・検査センター」を市内に開設した。場所は非公表。同日はリハーサルで医師や看護師、市職員が検査の流れを確認した。31日から予約受け付けを始める。[br] 久慈地域4市町村の中学生以上が対象で、週1日の完全予約制。PCR検査が必要とかかりつけ医が判断した場合のみ、同センターを予約する。緊急性が高い場合は、従来通り帰国者・接触者相談センター(久慈保健所)につなぐ。[br] 検査センターは、車に乗ったまま問診・検体採取する「ドライブスルー方式」。当面は毎週木曜午後2~3時半に開設し、1日最大5人の検体を採取。陰性なら翌日、陽性なら2日後に結果が判明する。[br] リハーサルでは、車両の誘導や対象者の検温、だ液の採取、検査機関に送るための梱包こんぽうなど一連の流れを実践。今後、業務に携わる関係者も見学した。[br] 市から業務を委託する久慈医師会の千田修会長は「住民の安心と健康に寄与するため、まずはハードとシステムが整った。情勢の変化に応じて柔軟に体制を見直したい」と述べ、開設日を増やす可能性があるとの見方を示した。リハーサルで唾液を採取する医師(左)=30日、久慈市