十和田市名水保全対策協「市民活動賞」受賞/第22回日本水大賞

小山田久市長(右から3人目)に日本水大賞の市民活動賞受賞を報告した十和田市名水保全対策協議会のメンバー
小山田久市長(右から3人目)に日本水大賞の市民活動賞受賞を報告した十和田市名水保全対策協議会のメンバー
十和田市名水保全対策協議会が、水環境問題への取り組みをたたえる2020年度の第22回日本水大賞(同大賞委員会、国交省主催)で、市民活動賞を受賞した。関係者は「今後も地域の湧水群を守り、伝える活動を継続していく」と、受賞を励みに、まい進するこ.....
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 十和田市名水保全対策協議会が、水環境問題への取り組みをたたえる2020年度の第22回日本水大賞(同大賞委員会、国交省主催)で、市民活動賞を受賞した。関係者は「今後も地域の湧水群を守り、伝える活動を継続していく」と、受賞を励みに、まい進することを誓っている。[br] 同大賞は、水に関する防災技術の普及や資源保全、文化の発掘などを行っている個人や団体が対象。20年度は全国から142件の応募があり、大賞を含め11の賞が選出された。[br] 同協議会は1988年設立。同市内には「沼袋の水」「白上の湧水」をはじめとした名水があり、設立以来植樹などの環境整備や水質検査、小学生の環境学習支援、市民への啓発活動などを長年実施し、「かけがえのない湧水群を次世代に引き継ぐ事業」として高く評価された。[br] 27日は同協議会の5人が市役所を訪れ、小山田久市長に受賞を報告した。[br] 今年6月、同協議会の発足当時から会長を務めた竹島勝昭さん=享年(76)=が死去した。[br] 会長職務代行の米田均副会長は、「これまでの活動は竹島会長のリーダーシップあってこそだ」と、竹島さんの功績に敬意を示しながら、「次世代の保全活動のなり手を育てていきたい」と話していた。小山田久市長(右から3人目)に日本水大賞の市民活動賞受賞を報告した十和田市名水保全対策協議会のメンバー