記載不備など修正 RFS、規制委に補正書提出

使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵は27日、新規制基準への対応を網羅した補正申請書を原子力規制委員会に提出した。3月末提出の補正書で発覚した22項目の記載不備などを修正した。今後、規制委事務方の原子力規制庁が内.....
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 使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵は27日、新規制基準への対応を網羅した補正申請書を原子力規制委員会に提出した。3月末提出の補正書で発覚した22項目の記載不備などを修正した。今後、規制委事務方の原子力規制庁が内容を精査し、事実上の合格証となる「審査書案」を取りまとめる見通し。[br] 同施設を巡っては、2月の審査会合でいったん議論が終了したが、補正書の記載不備が見つかり、再び会合が開かれていた。[br] 補正は9回目で、完本版約1250ページのうち、修正したのは約550ページ。敷地への津波到来を想定し、▽施設内の低レベル放射性廃棄物を入れたドラム缶の漂流防止対策▽核燃料を収納する金属容器(キャスク)に漂流物が衝突した場合の容器の健全性―などに関する記載を適正化した。[br] RFSは、安全対策工事の着手に必要な認可(設工認)終了後に確実な操業時期を示すとしつつ、「2021年度」を操業開始見込みに掲げている。