三内丸山遺跡で企画展「三内丸山と大湯」 特別史跡指定20周年記念

大湯環状列石から出土した土器
大湯環状列石から出土した土器
世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産、三内丸山遺跡(青森市)の特別史跡指定20周年を記念する企画展「三内丸山と大湯―縄文の大集落からストーンサークルへ―」が、同市の三内丸山遺跡センターで開かれている。同じく縄文遺.....
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 世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産、三内丸山遺跡(青森市)の特別史跡指定20周年を記念する企画展「三内丸山と大湯―縄文の大集落からストーンサークルへ―」が、同市の三内丸山遺跡センターで開かれている。同じく縄文遺跡群の構成資産で、特別史跡の大湯環状列石(秋田県鹿角市)と同遺跡の出土品を合わせて展示し、2遺跡の規模や当時の暮らしぶりを分かりやすく紹介している。11月8日まで。[br] 大湯環状列石は、石を同心円状に配置したストーンサークルで有名な縄文時代後期の遺跡。ストーンサークルの規模は、同時代の北海道と北東北の遺跡の中で最大級の大きさを誇る。[br] 展示では、2遺跡のスケールや特徴をランキング形式で紹介。三内丸山で見つかった重要文化財の土器や石器、大湯から出土したクマの形をした土偶や花のような文様が施された土器など、特徴的な遺物も展示する。同センター保存活用課の岩田安之副課長は「東北にある地域の宝が二つ集まるのはめったにない機会だ」とPRしている。[br] 期間中の休館日は27日、8月24日、9月28日、10月26日。観覧時間は午前9時~午後5時。同センターの入館料で観覧できる。大湯環状列石から出土した土器