海上自衛隊、陸奥湾で実施している日米掃海特別訓練を公開/むつ

遠隔操作で機雷の捜索や処分ができる機械を海に投入する隊員=22日、陸奥湾
遠隔操作で機雷の捜索や処分ができる機械を海に投入する隊員=22日、陸奥湾
海上自衛隊は18~30日の日程で、陸奥湾で機雷戦訓練と日米掃海特別訓練を実施している。22日は、むつ市の海自大湊基地から沖合10キロの海域で、呉地方隊阪神基地隊(神戸市)の掃海艇「なおしま」による機雷処分訓練などを報道陣に公開した。 訓練は.....
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 海上自衛隊は18~30日の日程で、陸奥湾で機雷戦訓練と日米掃海特別訓練を実施している。22日は、むつ市の海自大湊基地から沖合10キロの海域で、呉地方隊阪神基地隊(神戸市)の掃海艇「なおしま」による機雷処分訓練などを報道陣に公開した。[br] 訓練は海自の機雷戦能力の向上と、米海軍との連携強化が目的。陸奥湾では例年7月に実施している。[br] 全国各地の掃海隊から艦艇15隻、航空機8機、隊員約千人が参加。米海軍は掃海艦2隻が参加している。[br] なおしまは、遠隔操作で海中の機雷の捜索や処分ができる機械を使った訓練を公開。隊員は連携して作業に当たり、安全に処理する手順を確認していた。[br] このほか、隊員がヘリコプターから海に降下し、爆薬を取り付けて機雷を処分する「へローキャスティング」の訓練も披露された。[br] 阪神基地隊第42掃海隊司令の中村直樹3等海佐は「海面が保障され、実践に近い形でできる陸奥湾の訓練は有意義だ」と語った。遠隔操作で機雷の捜索や処分ができる機械を海に投入する隊員=22日、陸奥湾