二戸市とカシオペア市民情報ネットワークが協定 カシオペアFMで災害時緊急放送

協定書にサインする藤原淳市長(右)と中田勇司理事長
協定書にサインする藤原淳市長(右)と中田勇司理事長
二戸市とコミュニティーFM局「カシオペアFM」を運営する「カシオペア市民情報ネットワーク」(同市、中田勇司理事長)は16日、災害時緊急放送に関する協定を締結した。市が発信する避難情報などをラジオで放送するほか、平時の協力体制を強化して有事に.....
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 二戸市とコミュニティーFM局「カシオペアFM」を運営する「カシオペア市民情報ネットワーク」(同市、中田勇司理事長)は16日、災害時緊急放送に関する協定を締結した。市が発信する避難情報などをラジオで放送するほか、平時の協力体制を強化して有事に対応する。[br] 両者は2009年に協定を結んでいたが、市が21年度から運用を始める同FMの電波を利用した防災ラジオの導入に合わせて内容を改正した。今後は、全国瞬時警報システム(Jアラート)や避難情報、市内の火災情報などが放送される。[br] 同日、市役所での調印式で藤原淳市長と中田理事長が協定書にサイン。中田理事長は「市の担当課などと連携を密に取れるようになってきており、今後もお役に立てると信じている」と述べた。[br] 市は65歳以上や災害危険区域に居住する世帯などに、防災ラジオを無償で貸し出す。8月には無償貸与の希望者を募集し、11月に配布する予定。既に3月に申し込んだ人には10月に配布するという。協定書にサインする藤原淳市長(右)と中田勇司理事長