八戸の南部せんべい「ブランド力向上プロジェクト」/マチニワでマルシェ開催も

南部せんべい発祥の地とされる八戸市のせんべい業界再生を目指す「ブランド力向上プロジェクト」で、事業を企画する八戸商工会議所は21日、八戸商工会館で参加店の関係者を集めた会合を開き、本年度の事業計画を確認した。4回目となる「強化月間」を8月2.....
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 南部せんべい発祥の地とされる八戸市のせんべい業界再生を目指す「ブランド力向上プロジェクト」で、事業を企画する八戸商工会議所は21日、八戸商工会館で参加店の関係者を集めた会合を開き、本年度の事業計画を確認した。4回目となる「強化月間」を8月28日にスタートし、初めて期間を2カ月間に拡大して10月末まで実施。8月30日には、同市のマチニワを会場に「第2回南部せんべいマルシェ」を開き、各参加店が魅力をアピールする。[br] 今回の強化月間では参加店3店舗を巡るスタンプラリーを実施。せんべいを1枚または2枚入れた個包装販売を推進し、マルシェのほかに地元の催事にも出展してPRに努める予定だ。[br] 市民や観光客に好評の「八戸の南部せんべいガイドブック」を改編し、表紙のデザインを変更。せんべいが料理の具材にもなる特徴に加え、参加店で食べ歩きを楽しめる企画内容も盛り込む。強化月間のスタート前に3千部を増刷する。[br] プロジェクトを担当する八戸商議所の田村暢英・嘱託専門指導員は「強化月間を2カ月間に拡大することで、市民にせんべい店を回遊してもらう仕組みを作りたい。店舗側が消費者に近づき、自ら積極的に売ることが重要だ」と話した。