旧八戸港貿易センタービルの売却、再公募/16年と17年に入札実施も応札者ゼロ

八戸市豊洲の八戸港ポートアイランドにある旧八戸港貿易センタービルの土地と建物について、八戸市は21日、一般競争入札による売却を実施すると発表した。最低売却価格は不動産鑑定評価に基づき、土地と建物の合計で6634万円(税抜き)。現行の売却価格.....
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 八戸市豊洲の八戸港ポートアイランドにある旧八戸港貿易センタービルの土地と建物について、八戸市は21日、一般競争入札による売却を実施すると発表した。最低売却価格は不動産鑑定評価に基づき、土地と建物の合計で6634万円(税抜き)。現行の売却価格より4割減となる。公募期間は22日から9月4日まで。[br] 市商工課によると、ビルの売却に向け、2016年と17年に入札を実施したが、いずれも応札者ゼロ。17年9月には先着順による随意契約による売却に移行したが、現在までに申し込みがない状況が続いている。[br] 3度目の入札に向け、市は再鑑定を実施。鑑定額6634万円の内訳は土地が1079万5千円、建物が5554万5千円。同課は「民間利用を促し、港湾振興につなげたい」とする。[br] 同ビルは1998年に完成。土地面積1999平方メートル、建物は4階建ての延べ床面積2193平方メートルで、市の津波避難ビルに指定されている。