GoTo延期ならず むつ市長「思い伝わらなかった」観光施設は予定通り閉鎖方針

国の観光支援事業「Go To トラベル」を巡り、むつ市の宮下宗一郎市長は17日、新型コロナウイルス感染者が全国で増加傾向にある中、東京発着の旅行を除外しながらも予定通りスタートすることについて「結果的に自分の思いが伝わらなかった」と遺憾の意.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 国の観光支援事業「Go To トラベル」を巡り、むつ市の宮下宗一郎市長は17日、新型コロナウイルス感染者が全国で増加傾向にある中、東京発着の旅行を除外しながらも予定通りスタートすることについて「結果的に自分の思いが伝わらなかった」と遺憾の意を示した。全国首長の口火を切る格好で実施時期の見直しを訴えていた。[br] テレビ出演を続けるなど、地域の脆弱な医療体制を説明してきた宮下市長。同日は市役所で会見し、「1人が命を落とすことになったとき、国全体で見るとその数字は少なく感じる。ただ、1という数字の中にその人の人生や暮らし、家族がある。それを大切にする日本であってほしい」と国政の在り方について思いを吐露した。[br] 事業の利用者に対しては「各自の判断であり、何かを言うことはない」とした上で、「市長として市を感染症から守るため何ができるか。次は防御。しっかりと取り組んでいきたい」と述べた。[br] 市の観光施設は当初の予定通り、少なくとも23~26日の4連休については閉鎖する方向で調整すると改めて表明。閉鎖する施設は20日に公表するとした。[br] 宮下市長は13日の会見で「事業で感染が拡大すれば人災になる」などと主張。事業見直しを求めていた。