「ふじ」着果率37%、標準大きく上回る/20年産県産リンゴ

青森県は17日、2020年産の県産リンゴの着果状況と黒星病の発生状況を発表した。主力品種「ふじ」の着果率は37%で、標準着果率(25・0%)を大きく上回った。黒星病の発病果率は各品種とも0~0・2%と少なかった。県は着果率が高い「成らせ過ぎ.....
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 青森県は17日、2020年産の県産リンゴの着果状況と黒星病の発生状況を発表した。主力品種「ふじ」の着果率は37%で、標準着果率(25・0%)を大きく上回った。黒星病の発病果率は各品種とも0~0・2%と少なかった。県は着果率が高い「成らせ過ぎ」の状態を踏まえ、適正着果の徹底を呼び掛けている。[br] 調査期間は13、14日の2日間。ふじなど4品種は72園地、トキは65園地で着果率と発病果率を調べた。1樹につき、頂芽(枝や茎の先端に付く芽)100カ所の着果数と発病果数を数え各割合を計算した。[br] 調査結果によると、各品種の着果率は▽ジョナゴールド38・6%(標準着果率28・6%)▽つがる42・0%(同)▽王林41・0%(25・0%)▽トキ38・0%(同)だった。[br] 県は、着果状況の点検や発病果と発病葉は見つけ次第、処分するよう生産者へ呼び掛けている。