施設にCD150枚を寄付「音楽で元気に」

入居する坂田トシさん中央)や施設利用者のためにCDを寄付した坂田さんの家族(右から1人目と2人目)
入居する坂田トシさん中央)や施設利用者のためにCDを寄付した坂田さんの家族(右から1人目と2人目)
入居する利用者に音楽を楽しんでもらいたいと、八戸市の介護老人保健施設「サンライフ豊寿苑」利用者の家族が13日、施設に対してCD150枚を寄贈した。施設では新型コロナの影響で利用者の外出やイベントを縮小していることから、担当者は「利用者の楽し.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 入居する利用者に音楽を楽しんでもらいたいと、八戸市の介護老人保健施設「サンライフ豊寿苑」利用者の家族が13日、施設に対してCD150枚を寄贈した。施設では新型コロナの影響で利用者の外出やイベントを縮小していることから、担当者は「利用者の楽しみが増えた。音楽で利用者が元気になれば」と感謝している。[br] CDを寄付したのは、同施設に入居する坂田トシさん(91)の家族。歌を聴くのも歌うのも大好きだというトシさんは、自宅に帰るとカラオケなどを楽しんでいたが、新型コロナの影響でずっと自宅に戻れない日々が続いている。[br] そんなトシさんや他の利用者らに、施設の中でだけでも以前より少しでも楽しく過ごしてほしい―と考えたトシさんの家族が、自宅で保管していたCDの提供を決めた。[br] 同日、家族が施設を訪れCDを贈呈。トシさんは「聞くのも歌うのも楽しみ」と笑顔。家族は「新型コロナが収束したら、一緒にカラオケに行って思いっきり歌おうね」と声を掛けていた。入居する坂田トシさん中央)や施設利用者のためにCDを寄付した坂田さんの家族(右から1人目と2人目)