退任交通指導員へ岩手県知事感謝状 51年務めた大道さんら3人

感謝状を受けた大瀧良治さん(右から2人目)、大道勇さん(同3人目)、安藤サチ子さん(同4人目)ら
感謝状を受けた大瀧良治さん(右から2人目)、大道勇さん(同3人目)、安藤サチ子さん(同4人目)ら
岩手県県北広域振興局は8日、長年にわたって活動に尽力した交通指導員への県知事感謝状伝達式を二戸地区合同庁舎で開いた。通学路での児童生徒の見守り活動を50年以上続けた二戸市の大道勇さん(83)や同市の大瀧良治さん(81)、九戸村の安藤サチ子さ.....
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 岩手県県北広域振興局は8日、長年にわたって活動に尽力した交通指導員への県知事感謝状伝達式を二戸地区合同庁舎で開いた。通学路での児童生徒の見守り活動を50年以上続けた二戸市の大道勇さん(83)や同市の大瀧良治さん(81)、九戸村の安藤サチ子さん(78)に感謝状を贈った。[br] 知事感謝状は、25年以上活動し他の模範となった退任した交通指導員に贈られる。[br] 大道さんは、市交通指導員が設置された初年度の1968年から今年3月まで、51年10カ月にわたって活動。子どもたちが通学する日は毎日、同市の落久保交差点に立って見守りをして安全なまちづくりに尽力した。[br] 大瀧さんは44年間、安藤さんは43年間務め、住民に対する交通安全意識の普及や登下校時の歩行者の誘導などを展開した。[br] 同日3人に感謝状を伝達した県北広域振興局の高橋進局長は、「県内や二戸管内の交通事故発生件数の減少傾向が続いているのは、皆さんの日々の献身的な活動のたまもの。長きにわたりありがとうございました」とねぎらった。[br] 式終了後の取材に大道さんは「毎朝子どもたちからエネルギーをもらって続けられた」と笑顔。大瀧さんは「立派な賞をもらって身に余る思い」、安藤さんは「活動を通して九戸村のたくさんの人を知れたことが一番良かった」と話していた。感謝状を受けた大瀧良治さん(右から2人目)、大道勇さん(同3人目)、安藤サチ子さん(同4人目)ら