【新型コロナ】感染男性は開業医 青森市、患者と生徒計590人の健康観察

青森市は10日、9日に新型コロナウイルスの感染が確認された60代男性の職業について、開業医だと明らかにした。男性は6~9日に診療や高校での健康診断を行っており、市が患者と生徒を合わせた計590人の健康観察を進めている。濃厚接触者は家族ら6人.....
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 青森市は10日、9日に新型コロナウイルスの感染が確認された60代男性の職業について、開業医だと明らかにした。男性は6~9日に診療や高校での健康診断を行っており、市が患者と生徒を合わせた計590人の健康観察を進めている。濃厚接触者は家族ら6人。[br] 市によると、男性は3日に妻と2人で飛行機を使って首都圏に移動し、4日に横浜市に住む娘夫婦と会食。5日は東京都内に住む息子夫婦と会食した後、飛行機移動で市内の自宅に戻った。[br] 6日から9日にかけて患者240人を診療し、7日午後に知人と面会した。8日午後には市内の高校で生徒350人の健診を実施していた。10日夕時点で体調不良を訴える生徒はいないという。[br] 男性は診療や健診の際には、フェースシールドを装着するなど感染防止措置を取っていた。市は、患者と生徒を漏らさず追跡できていることから、病院名を公表しないとしている。[br] 濃厚接触者は妻と知人1人、娘夫婦、息子夫婦。男性は喉の違和感と微熱が続いていて、10日に市内の感染症指定医療機関へ入院した。[br] 市は妻と知人のほか、男性の病院で働く医療スタッフ8人のPCR検査を進めている。