「千円以上に」最賃引き上げ訴え 県労連が座り込み/青森

最低賃金の引き上げを座り込みで訴える参加者=10日、青森市
最低賃金の引き上げを座り込みで訴える参加者=10日、青森市
青森県労連(奥村榮議長)は10日、青森駅前公園で、県内の最低賃金を千円以上に引き上げるよう求める座り込み活動を展開し、都市と地方の賃金格差解消を訴えた。 県内の最低賃金は790円で、最も高い東京の1013円とは223円の差がある。この日は、.....
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 青森県労連(奥村榮議長)は10日、青森駅前公園で、県内の最低賃金を千円以上に引き上げるよう求める座り込み活動を展開し、都市と地方の賃金格差解消を訴えた。[br] 県内の最低賃金は790円で、最も高い東京の1013円とは223円の差がある。この日は、要求額の千円と県の最低賃金との差額にちなんで、210分間の座り込みを行った。[br] 県労連のメンバー約30人は、午前10時から座り込みを開始。希望の最低賃金に関するアンケート調査のほか、署名活動を展開し、市民に広くアピールした。[br] 奥村議長は「今の最低賃金では結婚などが難しく、首都圏への人口流出の一因になっている。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、生活維持だけでなく消費を促すためにも引き上げが不可欠だ」と強調した。最低賃金の引き上げを座り込みで訴える参加者=10日、青森市