手話奉仕員養成講座基礎編スタート 表現技術向上目指す

手話の表現の豊かさを学んだ講座
手話の表現の豊かさを学んだ講座
三沢市とおいらせ町、六戸町主催の手話奉仕員養成講座・基礎編が6日夜、始まった。会場の同市三沢堀口の療育・障害者相談センターボイスでは、出席した受講生6人が、相手の手話の理解と、日常会話ができる水準の技術習得を目指し、講座に臨んだ。 養成講座.....
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 三沢市とおいらせ町、六戸町主催の手話奉仕員養成講座・基礎編が6日夜、始まった。会場の同市三沢堀口の療育・障害者相談センターボイスでは、出席した受講生6人が、相手の手話の理解と、日常会話ができる水準の技術習得を目指し、講座に臨んだ。[br] 養成講座は、市がボイスに委託し開催している。昨年度の入門編に続く基礎編は、手話の経験があり、さらにステップアップを図りたい人が対象。来年2月まで実技22講座、講義3講座の計25講座を開く予定。[br] 受講を申し込んだのは、入門編を経験した7人。全25講座のうち、実技18講座以上、講義2講座以上を受けた人には、修了証が交付される。[br] 新山恵さん、大釜正司朗さんが講師を担当。新山さんは冒頭、手話通訳者が足りない現状に触れ、「2月まで長いが、できるだけ出席してもらいたい。修了したら通訳になる勉強に進んでほしい」と呼び掛けた。[br] 受講生は口元が見えるようにフェースシールドをしながら、手の動きの速さや強弱、表情を工夫して相手に伝える表現方法を学習。講師を手本に言葉を表してみたり、相手に伝えるにはどのように表せば良いかを自分で考えたりして、手話表現の豊かさに触れた。手話の表現の豊かさを学んだ講座