学校給食にジュノハート登場/南部、三戸両町

ジュノハートを手に笑顔を見せる南部町立名久井小の児童
ジュノハートを手に笑顔を見せる南部町立名久井小の児童
南部、三戸両町の学校給食に6日、サクランボの青森県独自品種「ジュノハート」が登場した。地域が誇る“赤い宝石”を味わってもらおうと、それぞれの町と生産者が協力し、昨年に続いて提供。子どもたちは大粒の実を頰張り、口に広がる甘みを楽しんだ。 ジュ.....
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 南部、三戸両町の学校給食に6日、サクランボの青森県独自品種「ジュノハート」が登場した。地域が誇る“赤い宝石”を味わってもらおうと、それぞれの町と生産者が協力し、昨年に続いて提供。子どもたちは大粒の実を頰張り、口に広がる甘みを楽しんだ。[br] ジュノハートは昨年、青森県内で先行販売され、今夏全国デビュー。県内外で需要が高まっているが、今回は、両町が生産者から買い取る形で必要な量を確保した。[br] 南部町では、児童、生徒に教職員を会わせた計1250人に1人2粒ずつ提供。町立名久井小(池田真理子校長)の6年生は、教室で工藤祐直町長と共に実を味わった。[br] 米内悠梧君(11)は「とても甘くておいしい。普通のサクランボとは大きさが全然違う」と驚いた様子。[br] 生産者の沼端俊吉さん(46)は児童の様子を見守り、「収穫まで大変だったが、子どもたちがうれしそうに食べている顔を見てほっとした」と目を細めた。[br] 三戸町ではジュノハート1個と、ジュノハートの“親”で、交配品種の一つ「サミット」2個のセットを、児童、生徒と教職員ら計約680人に提供。町立斗川小(盛裕子校長)では、1~6年生35人がランチルームに集まり、松尾和彦町長、友田博文教育長と共に味わった。[br] 3年の沢山陽(ひな)さん(8)はサクランボを食べ、「甘くておいしい。何個でも食べられそう」と笑顔を見せた。ジュノハートを手に笑顔を見せる南部町立名久井小の児童