むつ市総合アリーナ完成 9月供用、市が内覧会

プロスポーツや国体開催に対応できる企画を備えたむつ市総合アリーナのメインアリーナ=6日、同市
プロスポーツや国体開催に対応できる企画を備えたむつ市総合アリーナのメインアリーナ=6日、同市
むつ市が同市真砂町に建設を進めていた市総合アリーナが完成し、6日に市体育協会の関係者らを招いて内覧会が行われた。供用開始は9月1日で、愛称は「むつマエダアリーナ」。アリーナはプロスポーツや国体開催に対応できる規格を備え、市のスポーツ振興の新.....
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 むつ市が同市真砂町に建設を進めていた市総合アリーナが完成し、6日に市体育協会の関係者らを招いて内覧会が行われた。供用開始は9月1日で、愛称は「むつマエダアリーナ」。アリーナはプロスポーツや国体開催に対応できる規格を備え、市のスポーツ振興の新たな拠点施設となる。[br] アリーナは鉄筋コンクリート造り2階建て。敷地面積3万2539平方メートル、延べ床面積は8010平方メートル。2013年に耐震強度不足で閉鎖された市民体育館の2倍以上の広さとなる。18年8月に着工し、今年6月に完成した。[br] メインアリーナとサブアリーナがあり、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球などのプロチームの試合を誘致できる規格を備える。災害時には支援物資の集積所や救護所にもなる。公設としては県内初、東北地方でも最大規模となるボルダリング競技ができる部屋も設けた。[br] 総事業費は54億1千万円。国から14億6千万円、県から6億7千万円の補助を受けたほか、合併特例債を活用し、市の実質負担額を11億4千万円に圧縮。25年償還で、普通交付税の算定を加味すると年間4千万円の負担になるという。維持管理費は年間1億円以内を想定している。[br] 宮下宗一郎市長は「アリーナから市民の夢が広がることを祈念している」と述べた。プロスポーツや国体開催に対応できる企画を備えたむつ市総合アリーナのメインアリーナ=6日、同市