牧草地でニホンジカの親子を目撃/階上

ニホンジカの親子とみられる群れ=4日午前8時20分ごろ、階上町角柄折の牧草地
ニホンジカの親子とみられる群れ=4日午前8時20分ごろ、階上町角柄折の牧草地
4日午前8時20分ごろ、階上町角柄折の牧草地でニホンジカの親子とみられる群れを目撃した。青森県内では近年、ニホンジカの目撃頭数が増加傾向だが、親子とみられる群れが確認されるのは珍しい。県内で繁殖し、住み着いていることをうかがわせる。 姿を現.....
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 4日午前8時20分ごろ、階上町角柄折の牧草地でニホンジカの親子とみられる群れを目撃した。青森県内では近年、ニホンジカの目撃頭数が増加傾向だが、親子とみられる群れが確認されるのは珍しい。県内で繁殖し、住み着いていることをうかがわせる。[br] 姿を現したのは、角のない体長1・5メートルほどの2頭と1メートルほどの1頭。子ジカは草むらにしゃがみ込み、隠れるなど警戒していたが、成獣2頭は堂々たるもので、牧草地をのんびりと歩き、やがて3頭連れ立って樹林へと消えた。[br] 県内のニホンジカは、明治時代に絶滅したとされていたが、近年は目撃情報が相次ぐ。県によると、2019年度は350頭で過去最多を記録。県南地方での目撃頭数が特に増えているのが特徴で、県は17年度から捕獲事業を展開するなど、警戒を強めている。[br] 同町では5月末と6月中旬にも別個体と思われる二ホンジカが目撃されていた。今後、農作物などへの食害が懸念される。ニホンジカの親子とみられる群れ=4日午前8時20分ごろ、階上町角柄折の牧草地