八戸シーガルブリッジ/一部道路拡幅、年内着手

八戸市豊洲のポートアイランドと内陸部をつなぐ八戸シーガルブリッジについて、青森県は年内に道路の一部拡幅工事に着手する。内陸側方面へ4車線から2車線に細くなっていた接続部分を4車線にそろえることで、車両を通りやすくする狙い。総工費は約7億円で.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市豊洲のポートアイランドと内陸部をつなぐ八戸シーガルブリッジについて、青森県は年内に道路の一部拡幅工事に着手する。内陸側方面へ4車線から2車線に細くなっていた接続部分を4車線にそろえることで、車両を通りやすくする狙い。総工費は約7億円で、2021年度内に完了する見込み。[br] 公有水面埋立法に基づく埋め立ての許可が下りたことが3日付の県報に告示され、拡幅工事のめどが立った。[br] 県港湾空港課によると、拡幅工事は昨年1月に県地方港湾審議会で了承された、河原木1号埠頭(ふとう)線の一部ルートを変更する計画の一環。既に着手している橋の耐震工事と同時並行しながら進めていく。[br] 埋め立て面積は約336平方メートルで、施工面積は1万3580平方メートル。拡幅対象の道路は延長約90メートル。[br] 県は今後、拡幅した後の交通量の変化や利便性などを参考にして、内陸側の道路の4車線化も検討する。同課港湾整備推進グループマネージャーの堀川隆治総括主幹は「工事終了後の道路の需要を見ながら、内陸側の工事も必要かどうか考えていきたい」と話した。