「夏詣」初めて実施 新たな夏の風習に/三戸大神宮

新たな風習として「夏詣」を実施している三戸大神宮の境内。山崎貴行禰宜は「神社を訪れ、夏を楽しむ機会になれば」と話す
新たな風習として「夏詣」を実施している三戸大神宮の境内。山崎貴行禰宜は「神社を訪れ、夏を楽しむ機会になれば」と話す
三戸大神宮が今月、初の試みとして「夏詣(もうで)」を実施している。日本古来の文化、風習に触れる機会として浅草神社(東京都)が提唱する取り組みに参画。月末まで茅の輪くぐりや限定御朱印の授与、七夕飾りの設置などを行う。関係者は「新型コロナウイル.....
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 三戸大神宮が今月、初の試みとして「夏詣(もうで)」を実施している。日本古来の文化、風習に触れる機会として浅草神社(東京都)が提唱する取り組みに参画。月末まで茅の輪くぐりや限定御朱印の授与、七夕飾りの設置などを行う。関係者は「新型コロナウイルスの影響で生まれた負の心をはらう機会になれば」としている。[br] 三戸大神宮では例年、6月30日に「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」を執り行い、残る半年の平穏などを祈願している。今回、新たな夏の風習に夏詣を加えようと企画に取り組んだ。[br] 境内の鳥居の下には、夏越の大祓で使った茅の輪を設置。絵馬掛けにたくさんの風鈴を下げたほか、7日までササの七夕飾りを置き、短冊に願い事を書けるようにした。[br] また、今月末までの期間中は、七夕限定の御朱印2種類と夏越大祓御朱印の計3種類を準備(初穂料500円)。4、5日は、光るうちわ作りのワークショップを随時行う。[br] 山崎貴行禰宜(ねぎ)は「子どもの頃に境内で遊んだことがある世代が、子どもと一緒に訪れて夏を楽しんでくれたら」と呼び掛けている。[br] 新型コロナウイルス感染防止のため、社務所などの入室制限や参拝者の距離確保などの措置をとる。問い合わせは三戸大神宮=電話0179(22)2501=へ。新たな風習として「夏詣」を実施している三戸大神宮の境内。山崎貴行禰宜は「神社を訪れ、夏を楽しむ機会になれば」と話す