一人親世帯に食材無償配布 定額給付金12万円の寄付受け/十和田こども食堂

食材を無償配布する十和田こども食堂実行委員会のメンバー(左)
食材を無償配布する十和田こども食堂実行委員会のメンバー(左)
有志団体「十和田こども食堂実行委員会」(水尻和幸実行委員長)は、国の新型コロナウイルス感染症対策で、国民に1人10万円を配る特別定額給付金の支給を受けた市民2人から、計12万円の寄付を受けた。実行委はこの資金を活用して食材を購入し、このほど.....
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 有志団体「十和田こども食堂実行委員会」(水尻和幸実行委員長)は、国の新型コロナウイルス感染症対策で、国民に1人10万円を配る特別定額給付金の支給を受けた市民2人から、計12万円の寄付を受けた。実行委はこの資金を活用して食材を購入し、このほど十和田市内で一人親50世帯に無料配布した。[br] 水尻実行委員長によると、「感染症の影響で生活に困っている一人親世帯のために給付金を使ってほしい」と、会社経営の40代男性2人からそれぞれ、10万円と2万円が寄せられた。[br] 実行委は寄付金で、1世帯当たりコメ5キロと生麺4食分を計50セット購入。また、六戸町の川村青果から大根とタマネギ、日本たばこ産業八戸支店から菓子などの提供があり、これも一緒に配布した。[br] 配布は市中心部の駐車場で行われ、申し込んでいた市内外の希望者が、実行委から食材を受け取った。[br] 水尻実行委員長は「今回は初めて一人親世帯向けの企画。こども食堂への支援が広がり、非常にありがたい」と、善意に感謝した。[br] 同実行委は、今月12、19日にも、NPO法人の助成金を活用した一人親世帯向けの食材無償配布を行う。[br] 問い合わせは、同実行委=電話0176(27)1815=へ。食材を無償配布する十和田こども食堂実行委員会のメンバー(左)