三沢空港、51日ぶり運航再開 

運航再開第一便で三沢空港に到着し、関係者の歓迎を受ける乗客(右から2人目)=1日、三沢市
運航再開第一便で三沢空港に到着し、関係者の歓迎を受ける乗客(右から2人目)=1日、三沢市
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内線全便が5月12日以降運休していた三沢空港で1日、東京(羽田)線の運航が一部再開した。運航は一日1往復。同日は、三沢市や青森県、日本航空青森支店、三沢空港ターミナルの関係者らが、到着した第一便の乗.....
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内線全便が5月12日以降運休していた三沢空港で1日、東京(羽田)線の運航が一部再開した。運航は一日1往復。同日は、三沢市や青森県、日本航空青森支店、三沢空港ターミナルの関係者らが、到着した第一便の乗客を温かく迎え、運航再開を祝った。空港には51日ぶりににぎわいが戻った。[br] 東京、札幌(丘珠)、大阪(伊丹)とつながる三沢空港は、3月17日に国内線の一部が運休。5月に全面運休が始まってからは、空港ビル内のレストランや売店も休業していた。[br] 再開第一便は午後2時ごろ、69人を乗せて到着。1階到着ロビーを通る乗客に、市の観光・物産をPRする「MISAWAクイーン」の福島未来(ゆめ)さんや日航青森支店の安井勝一支店長が、記念品を渡して歓迎した。[br] 午後3時ごろには、関係者が駐機場で横断幕を掲げ、54人を乗せた東京行きの出発を見送った。[br] 埼玉県ふじみ野市の会社員小椋公要(さとよ)さん(34)は、六戸町の両親を訪ねるため、娘のそらちゃん(1)と第一便を利用。「子どもが小さいので、乗る時間が短くて済む飛行機の再開を待っていた」とうれしそうに話した。[br] 三沢空港発着の東京線は通常、一日3便(3往復)を運航。2020年冬ダイヤ(10月25日~21年3月末)から1便増の4便(4往復)となる。今月17日からは、札幌線が通常の1往復運航を一部期間で再開する。[br] 安井支店長は取材に「東京線を再開できたこと、お客さまが笑顔で乗ってきてくれたことをうれしく思う。今後は徐々に、札幌線、大阪線を復便させ、東京線の便数も戻すように努める」と語った。[br] また、全日本空輸は1日、4月9日から運休していた青森空港発着の札幌(新千歳)線の運航を再開。空港では、関係者が午後2時10分発の便を見送り、再開を喜んだ。運航再開第一便で三沢空港に到着し、関係者の歓迎を受ける乗客(右から2人目)=1日、三沢市