語りの会はまなす(三沢)が文科大臣表彰「子どもの読書活動優秀実践団体」

小桧山吉紀市長(前列右)に文部科学大臣表彰を報告した吉村五三子会長(同中央)ら
小桧山吉紀市長(前列右)に文部科学大臣表彰を報告した吉村五三子会長(同中央)ら
三沢市内で子どもらの読書推進に取り組む「語りの会はまなす」の吉村五三子(えみこ)会長らメンバー8人が22日、市役所に小桧山吉紀市長を訪ね、2020年度の「子どもの読書活動優秀実践団体」に選定されて文部科学大臣表彰を受けたことを報告した。吉村.....
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 三沢市内で子どもらの読書推進に取り組む「語りの会はまなす」の吉村五三子(えみこ)会長らメンバー8人が22日、市役所に小桧山吉紀市長を訪ね、2020年度の「子どもの読書活動優秀実践団体」に選定されて文部科学大臣表彰を受けたことを報告した。吉村会長は会を代表して、「楽しみながら続けてきた」と喜びを語り、さらなる活動の継続を誓った。[br] 文部科学省は、子どもの読書活動推進に積極的な学校や図書館、団体・個人を表彰している。青森県内では本年度、同会やむつ市立図書館などが選ばれた。[br] 同会は1996年5月に設立。「聞く楽しさ、読むよろこび、広がる世界」を目標に掲げ、小学校や児童館での読み聞かせや紙芝居の披露、三沢市立図書館利用者に向けた語り聞かせ会を実施するなど、意欲的に活動。市の歴史的出来事や小川原湖に関する伝説・伝承、方言による南部や津軽の昔話の語り聞かせも行っている。メンバーは現在13人。[br] 市役所ではこの日、吉村会長らが、今月9日に県教委から伝達を受けた表彰状や、自作の紙芝居の一部などを披露。小桧山市長はメンバーの努力をたたえ、「子どもたちに夢や喜び、生活の広がりを与えるのは大事なことだ。今後も楽しみながら活動を続けてほしい」と激励した。小桧山吉紀市長(前列右)に文部科学大臣表彰を報告した吉村五三子会長(同中央)ら