天然ホヤ漁盛ん 洋野町種市

木箱にびっしりと詰められて水揚げされるホヤ=12日午後0時35分ごろ、種市漁港
木箱にびっしりと詰められて水揚げされるホヤ=12日午後0時35分ごろ、種市漁港
洋野町種市地区特産の天然ホヤが旬を迎えている。25日は採れたての真っ赤なホヤ約800キロが種市漁港に水揚げされ、八戸市や久慈市など消費地に出荷された。漁は8月にかけて最盛期を迎える。 この日は、潜水士の磯﨑元勝さん(60)・司さん(51)兄.....
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 洋野町種市地区特産の天然ホヤが旬を迎えている。25日は採れたての真っ赤なホヤ約800キロが種市漁港に水揚げされ、八戸市や久慈市など消費地に出荷された。漁は8月にかけて最盛期を迎える。[br] この日は、潜水士の磯﨑元勝さん(60)・司さん(51)兄弟らがそれぞれの船に乗り込んで種市沖に出漁。深さ20~30メートルに潜って岩盤からホヤをもぎ取り、木箱に詰めて午後0時半ごろに帰港し、水揚げした。[br] 例年は毎日のように出漁するが、今年は新型コロナウイルスの影響で荷動きが鈍く、現在は週3回、注文数に応じた水揚げにとどまっているという。[br] 岩手県沿岸南部や宮城県では、ホヤからまひ性貝毒が検出され、出荷規制がかかっている海域もあるが、種市産は検査で安全性を確認済み。元勝さんは「好き嫌いが分かれるホヤだが、少しでもファンが増えてくれれば」と期待を込めた。木箱にびっしりと詰められて水揚げされるホヤ=12日午後0時35分ごろ、種市漁港