夏ニンジン全国出荷へ 選果作業始まる/おいらせ農協

次々と流れてくるニンジンの形や品質などを見定める作業員=24日、三沢市
次々と流れてくるニンジンの形や品質などを見定める作業員=24日、三沢市
三沢市と六戸町がエリアのおいらせ農協管内で、夏ニンジンの収穫が始まった。同市谷地頭の同農協人参洗浄選別施設では24日、全国への出荷に向けた選果が初日を迎え、作業員が鮮やかなオレンジ色のニンジンの形や品質を手際よく見定めた。第一陣は25日に関.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市と六戸町がエリアのおいらせ農協管内で、夏ニンジンの収穫が始まった。同市谷地頭の同農協人参洗浄選別施設では24日、全国への出荷に向けた選果が初日を迎え、作業員が鮮やかなオレンジ色のニンジンの形や品質を手際よく見定めた。第一陣は25日に関西地方などへ出荷される。[br] 24日は、六戸町で収穫されたニンジンが施設に運び込まれ、水で洗われてピカピカに。作業員の厳しい目やカメラにより次々と選別され、箱詰めされた。[br] 同農協によると、施設では1日に約1万ケース(1ケース当たり10キロ)の取り扱いを目標としている。担当者は「生産者の技術が上がっており、今年は出来も品質も良い」と話した。[br] 同農協管内の夏ニンジンの栽培面積は計152ヘクタール(三沢市92ヘクタール、六戸町60ヘクタール)。同農協やさい推進委員会にんじん部会は、2020年の販売数量目標を6270トン(前年実績比約2%増)に設定している。[br] 収穫や選果は7月末まで行われる予定。次々と流れてくるニンジンの形や品質などを見定める作業員=24日、三沢市