「つりがね洞」からの日の出/久慈・小袖海岸

奇岩「つりがね洞」の洞穴から昇る朝日=22日午前4時5分ごろ、久慈市の小袖海岸
奇岩「つりがね洞」の洞穴から昇る朝日=22日午前4時5分ごろ、久慈市の小袖海岸
久慈市長内町の小袖海岸にある奇岩「つりがね洞」で22日、岩場にぽっかりと空いた洞穴から朝日が昇る神秘的な光景が広がった。夏至前後の2、3週間のみ見られる現象で、写真愛好家たちが盛んにシャッターを切っていた。 この日は午前4時3分に水平線から.....
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 久慈市長内町の小袖海岸にある奇岩「つりがね洞」で22日、岩場にぽっかりと空いた洞穴から朝日が昇る神秘的な光景が広がった。夏至前後の2、3週間のみ見られる現象で、写真愛好家たちが盛んにシャッターを切っていた。[br] この日は午前4時3分に水平線から朝日が見え始めた。空をオレンジ色に染めながらゆっくりと昇り、やや厚めの雲に隠れるまでの約3分間、洞穴の向こう側から光を放った。[br] かつて洞穴の上には釣り鐘の形をした岩がぶら下がっていたが、1896(明治29)年の明治三陸大津波で崩壊したとされる。[br] 今月は毎日撮影に通っているという同市京の森の伊藤武男さん(70)は「なかなか満足のいく写真は撮れない。明日はどんな風景だろう、と考えるのが楽しい」と魅力を語った。[br] 久慈広域観光協議会では今月末まで、久慈駅から自転車で現地に向かう早朝のサイクリングツアーを開催している。奇岩「つりがね洞」の洞穴から昇る朝日=22日午前4時5分ごろ、久慈市の小袖海岸