木製ガレージ車庫を製作/むつ高技専訓練生、現場経験積む

木製ガレージ車庫を製作する訓練生ら
木製ガレージ車庫を製作する訓練生ら
青森県立むつ高等技術専門校(工藤雅弘校長)の木造建築科2年生10人が、むつ市大曲1丁目で木製ガレージ車庫の製作に取り組んでいる。応用実習の一環で、貴重な現場の経験を積む機会となっている。ガレージは16日、依頼者に引き渡す予定。 同校では20.....
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青森県立むつ高等技術専門校(工藤雅弘校長)の木造建築科2年生10人が、むつ市大曲1丁目で木製ガレージ車庫の製作に取り組んでいる。応用実習の一環で、貴重な現場の経験を積む機会となっている。ガレージは16日、依頼者に引き渡す予定。[br] 同校では2016年度から、訓練生が学んだ知識と技能を生かし、地域の問題解決に協力する職業訓練に取り組んでいる。[br] 今回の車庫製作は、同所でゲストハウスを運営する「B&B Muu(ビーアンドビー ムゥ)」の中川渉オーナーが「建設業界で働く大工として、建物ができ上がる工程や、現場での仕事内容について勉強してほしい」と同校へ製作依頼をした。[br] 木製ガレージ車庫はヒバや杉を使用した平屋で、高さ3・1メートル、建築面積24平方メートル。宿泊者らが休憩したり、バーベキューをしたりと、フリースペース的に活用する方針だ。[br] 訓練生たちは、中川オーナーが手掛けた設計図を基に、今月2日から製作を開始。同校でいったん建物を仮組みした後に解体し、10日から現地で建築を進めている。[br] 12日も同校の職員から指導を受けながら、屋根の設置などを進めた。髙橋悠介さん(16)は「これだけ大きい建造物を造る機会がないし、授業で習っていない知識も使っているので、非常に良い経験になっている」と充実した表情を見せていた。[br] 中川オーナーは「完成が楽しみ」と話し、引き渡しを待ち望んでいた。木製ガレージ車庫を製作する訓練生ら