むつ市出身の映画監督川島雄三しのぶ「雄三忌」

むつ市出身の映画監督・川島雄三をしのんだ墓前祭後、記念写真に納まる参列者
むつ市出身の映画監督・川島雄三をしのんだ墓前祭後、記念写真に納まる参列者
むつ市出身の映画監督川島雄三(1918~63年)の墓前祭「雄三忌」が命日の11日、同市新町の徳玄寺で営まれ、参列者が功績をしのんだ。 墓前祭は「映画監督川島雄三を偲ぶ会」(高瀬厚太郎会長)が毎年開催している。参列した会員や親族計15人は墓前.....
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 むつ市出身の映画監督川島雄三(1918~63年)の墓前祭「雄三忌」が命日の11日、同市新町の徳玄寺で営まれ、参列者が功績をしのんだ。[br] 墓前祭は「映画監督川島雄三を偲ぶ会」(高瀬厚太郎会長)が毎年開催している。参列した会員や親族計15人は墓前で焼香した後、川島が生前に好んだ言葉「花に嵐のたとえもあるぞ サヨナラだけが人生だ」と刻まれた顕彰碑に献花した。[br] 高瀬会長は、「没後57年となるが、魅力はいまだ色あせない。記念誌発行は新型コロナウイルス感染症の影響で遅れているが、年内には報告できると思う」とあいさつ。[br] 雄三が大叔父に当たる川島一郎さんは、DVDで作品の復刻が続いていることに触れ、「むつ市や偲ぶ会の力を借り、雄三の火を絶やさないよう川島家としても頑張っていきたい」と話した。[br] 川島雄三は旧田名部町(現むつ市)生まれ。明治大を卒業後、松竹に入社し、44年に「還ってきた男」で監督デビュー。代表作に日活の「幕末太陽傳」などがあり、45歳で亡くなるまで51本の作品を残した。むつ市出身の映画監督・川島雄三をしのんだ墓前祭後、記念写真に納まる参列者