オオセッカさえずり盛ん/三沢・仏沼

さえずりながらヨシ原から飛び立つオオセッカ=7日午後4時ごろ<br>、三沢市仏沼
さえずりながらヨシ原から飛び立つオオセッカ=7日午後4時ごろ
、三沢市仏沼
三沢市の北東部にあるラムサール条約湿地の仏沼でオオセッカのさえずりが始まっている。オオセッカは青森県レッドデータブックでAランクの最重要希少野生生物に指定されるなど幻の鳥といわれる。繁殖地で知られる仏沼ではこの時期、ヨシ原の間を巡る観察路で.....
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 三沢市の北東部にあるラムサール条約湿地の仏沼でオオセッカのさえずりが始まっている。オオセッカは青森県レッドデータブックでAランクの最重要希少野生生物に指定されるなど幻の鳥といわれる。繁殖地で知られる仏沼ではこの時期、ヨシ原の間を巡る観察路で、オオセッカがさえずりとともに上空に飛び上がる姿が観察できる。[br] 青空が広がった7日午後、縄張りを主張する、さえずり飛行を何度も見ることができた。他にもオオジュリン、コジュリンのさえずりに混じり、同じくAランクに指定されているサンカノゴイの「ボーボー」という低音の鳴き声も聞こえた。[br] 上空にはゆっくりとノスリが飛行し、ヨシの間をアオヤンマが飛び回っていた。これから湿地の池では、カンムリカイツブリの子育てなども観察できる。[br] 仏沼の入り口は、国道338号側の北口と小川原湖側の西口があり、どちらも駐車場と簡易トイレ、セルフガイドのパンフレットを備えたボックスがあり、利用できる。さえずりながらヨシ原から飛び立つオオセッカ=7日午後4時ごろ[br]、三沢市仏沼